テキストの編集を行う際にカーソルの移動はとっても重要です。 文頭へ移動、文末へ、行頭へと、すばやく移動できることでその編集効率は アップします。慣れるまでは、マウスと十字キーでも良いですが、 慣れてくると楽に移動したくなってくるでしょう。
カーソル移動については、そう説明することもありません。 以下にキー操作とその効果を示しますので、実際に Emacs で試して覚えておくと良いでしょう。
キー操作 | 役割 |
---|---|
M-< | 文頭に移動 |
M-> | 文末に移動 |
C-a | 行頭に移動 |
C-e | 行末に移動 |
M-f | 次の単語に移動 |
M-b | 前の単語に移動 |
C-e | 行末に移動 |
C-x C-x | 一つ前のポイント位置に移動 * |
C-x C-x については、ここでは詳しくは説明しませんが、 マークされている位置とカーソル位置を入れ替えます。マークについては 基本的な編集操作 を見てください。 上記のコマンドにより移動した際にもマークが設定されます。 したがって、文頭に移動 (M-<) した後、C-x C-x をタイプすると、 文頭に移動する前にカーソルのあった位置に戻ります。