フォントの設定はテキストの編集を頻繁に行う Emacs では重要でしょう。 ここでは、Meadow 2 のフォント設定についてまとめます。 フォントのサンプルを参照したい方は、Meadow 1.15 のフォント設定 を参照してください (戻ってきてくださいね)。
Meadow 2 では BDF 1.2 を使用するのはとても簡単です。 Netinstall を利用 intlfonts と misc パッケージをセットアップし、 サンプルの .emacs を少し書き換えるだけです。
setup-ja.exe をはじめに Meadow 2 をインストールしたときのように起動します。 intlfonts と misc パッケージ をインストールしてください。 パッケージの選択画面では、そのほかインストール済みのパッケージは Keep に維持してください。選択画面右上の Full/Part を一度クリックしないと表示されないかもしれません。
インストールが無事終われば、.emacs を修正します。 Meadow 1.15 と共存している場合は、 はじめに読みわけのために作成 した Meadow 2 用の設定ファイルを修正します。
まずはじめに、bdf-use-intlfonts16 を t に指定しているコードをコメント解除します。行頭の ";" (セミコロン) を削除してください。
上記のコードにより、"intlfonts16" というフォントセットが定義されました。 これを使用するように設定するには、default-frame-alist に設定します。
これで、Meadow 2 を再起動すればフォントが BDF 1.2 に変わっているでしょう。 もし、うまく行かない場合は、再度 .emacs をチェックしてみてください。
default-frame-alist の font に起動時や、 新しいフレームを開いたときのフォントを設定しますが、 複数のフォントセットを定義していば、 実行中にフォントを切り替えることができます。 Shift キーを押しながら、マウスの左ボタンをクリックします。 メニューがポップアップするので、定義した名前を選択すると、 表示に反映されます。