以下に各環境で共通の設定を扱います。ただし、 あくまでも扱うのは簡単な内容だけです。さらに発展する場合は、 リンク集から参考になるサイトをたどってみてください。 なお、以下の内容は、Mule では有効でありませんのでご注意ください。
Emacs を起動した段階でのフレームのサイズ、文字数の設定です。 以下を .emacs に追加することで、前景色 ( 文字 ) ( foreground-color )、 背景色 ( background-color )、Emacs のディスプレイに対するウィンドウの位置 ( top, left )、一行あたりの字数 ( width )、行数 ( height ) を設定できます。
(setq default-frame-alist '((foreground-color . "black") (background-color . "ivory3") (top . 2 ) (left . 365) (width . 80) (height . 43)))
なお、前景色や背景色の色の指定には、色名を指定します。
コマンド list-colors-display
により使用できる色が表示されるので、
それを参考に決めればよいと思います。コマンドは、
M-x ( Esc キーの後に x か、Alt キーを押しながら x )
の後、ミニバッファに入力します。
これらの設定は UNIX では .Xdefaults の設定が使用される ?
ようなのでそちらを設定しないと反映されないようです。
Meadow などでは、C-x C-f によりファイルを開こうとしたときに、 Meadow をインストールしたディレクトリが表示された状態になります。 これでは、毎回それらを消して... という作業が必要です。 したがって、その表示をホームディレクトリに変更します。これには、 次の一行を .emacs に追加しておけば OK です。
(cd "~/")
各ファイルの編集の際に、Emacs は重要語句をハイライトし、 見やすくする機能を持ちます。プログラムや、.emacs のような設定ファイルなどの編集時には、この機能は大変強力です。 この機能を利用するのも、次の一行を .emacs に追加するだけです。
(global-font-lock-mode t)
キーバインドは自分の好みに変更できます。 例えば、C-z を goto-line に割り当てたい場合、 以下を .emacs に追加します。
(global-set-key "\C-z" 'goto-line)
goto-line などの命令は、メニューから help -> Describe -> Describe function で space をタイプすることで一覧が得られます (補完機能)。 さらにコマンドの説明を参照するには、 そのコマンドを入力し enter で参照できます。
[ Last modified: Wed Jan 02 23:35:40 2002 ]