2.4.3 バッファの操作

Emacs でファイルを編集する ( もちろんその他にもメッセージ、ミニバッファなどありますが ) バッファの操作方法です。Emacs で 2 つ以上のファイルを編集していれば、 それぞれのファイルにバッファが作られています。 そのバッファ間を移動する方法です。

C-x b
バッファを指定して移動
C-x C-b
バッファ一覧の表示
C-x o
バッファを移動

C-x b を実行すると、バッファ名 ( 多くの場合はファイル名 ) を指定してバッファを変更し編集するファイルを変更できます。 Switch to buffer: と聞いてくるのでバッファ名を入力します。 Switch to buffer: の後の括弧に表示されているのが、 変更するデフォルトのバッファで何も入力せず Enter をタイプすれば、 そのバッファを表示します。

C-x C-b を使用すれば、 新しいバッファ ( *Buffer List* ) に現在開いているバッファの一覧が得られます。 そのバッファに移動し ( C-x o ) て、いずれかの行の先頭で f をタイプすれば、 そのバッファが開きます。 違うディレクトリにあるが同名のファイルを編集していれば、 バッファ名は、<2> <3>... をいうように番号が付けられ区別されているはずです。

その他バッファ操作に関するコマンドです。

C-x 1
現在フォーカスのある ( 編集中の ) バッファ以外のバッファを表示しないようにします。
C-x 2
現在フォーカスのあるバッファを上下に 2 つに割ります。
C-x 3
現在フォーカスのあるバッファを左右に 2 つに割ります。
C-x k
現在フォーカスのあるバッファを削除します。
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[ Last modified: Wed Jan 02 23:20:30 2002 ]