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JDEE 特集

設定コレクション Autocode

JDEE には多くの設定項目があります。 ここではその設定項目について、 カスタマイズのための参考になれるよう説明をしたいと思います。 なお、随時詳細化・追加を行っていきます。

内容によっては、十分な説明になっておらず、また不備の状態のものがあります。

Jde Project (JDE Autocoder)

設定グループ JDE Autocoder では、コード生成に関する設定を行います。

Jde Gen K&R

nil でなければ、括弧をオリジナル Kernighan & Ritchie スタイルで 使用します。

nil の場合のスタイル
class Some { }
nil 以外の場合のスタイル
class Some { }

Java Code Convention に従うためには、nil 以外に指定します。

Jde Gen Buffer Boilerplate

バッファテンプレートの先頭に配置するテンプレートテキストの行を指定します。

Jde Gen Boilerplate Function

バッファテンプレートテキストファンクションを指定します。 JDE によって生成された Java ソースバッファの先頭に挿入するテンプレートテキスト を生成するためのファンクションを指定します。 指定されたファンクションは引数をとらず、テキスト文字列を返すべきです。 デフォルトは `jde-gen-create-buffer-boilerplate' で、 `jde-gen-buffer-boilerplate' により指定されてテキストの行を返します。

Jde Gen Method Signature Padding 1

ファンクション名の後、メソッド呼び出しや定義の引数リストの開き括弧の前 にくる文字列を指定します。 たとえば、スペース (" ") にセットすると、メソッドは次のように生成されます。

スペースを指定した場合
void function () {
設定しない場合
void function() {

Java Code Convention に従うためには、空にします。

Jde Gen Method Signature Padding 2

メソッド呼び出しや定義の引数リストの開き括弧の後、 閉じ括弧の前の文字列を指定します。 たとえば、スペース (" ") にセットすると、メソッドは次のように生成されます。

スペースを指定した場合
void function( int arg ) {
設定しない場合
void function(int arg) {

Java Code Convention に従うためには、空にします。

Jde Gen Method Signature Padding 3

メソッド呼び出しや定義の引数リストの閉じ括弧の後にくる文字列を指定します。 たとえば、スペース (" ") にセットすると、メソッドは次のように生成されます。

スペースを指定した場合
void function(int arg) {
設定しない場合
void function(int arg){

Java Code Convention に従うためには、ひとつのスペースを指定します。

Jde Gen Conditional Padding 1

条件キーワード (if, while など) とその条件の式の開き括弧の間に挿入される 文字列を指定。

1 〜 3 の場所
<keyword><1>(<2><expression><2>)<3>{
<3>else<3>{

<1> は jde-gen-conditional-padding-1 に、 <2> は jde-gen-conditional-padding-2 に、 <3> は jde-gen-conditional-padding-3 に対応します。

たとえば、<1> がスペース、<2> が nil、 <3> がスペースの場合、while は以下のようになります。

<1> がスペース、<2> が nil、 <3> がスペースの場合
while (true) {

Java Code Convention に従うためには、ひとつのスペースを指定します。

Jde Gen Conditional Padding 2

Jde Gen Conditional Padding 1 を参照。

Java Code Convention に従うためには、空に指定します。

Jde Gen Conditional Padding 3

Jde Gen Conditional Padding 1 を参照。

Java Code Convention に従うためには、ひとつのスペースに指定します。

Jde Gen Class Buffer Template

新規 Java クラスのためのテンプレートです。 設定した値はテンプレートインスタンス化コマンド `jde-gen-class' を副作用として定義します。

Jde Gen Interface Buffer Template

新規 Java インタフェースのためのテンプレートです。 設定した値はテンプレートインスタンス化コマンド `jde-gen-interface' を副作用として定義します。

Jde Gen Console Buffer Template

新規 Java コンソールアプリケーションのメインクラスの バッファのテンプレートです。 設定した値はテンプレートインスタンス化コマンド `jde-gen-console' を副作用として定義します。

Jde Gen Jfc Buffer Template

新規 JFC (Swing) アプリケーションバッファのテンプレートです。 設定した値はテンプレートインスタンス化コマンド `jde-gen-jfc-app' を副作用として定義します。

Jde Gen Buffer Templates

バッファ生成のために利用可能な自動コードテンプレートを指定します。 この変数の値は連想リスト (association list) です。 各要素の car はテンプレートのタイトルを指定します。 cdr はバッファにテンプレートを挿入するコマンドを指定します。 テンプレート挿入コマンドを作成する簡単な方法についてはファンクション `tempo-define-template' を参照してください。

Jde Gen Section Comment Template

セクションコメントを生成するためのテンプレートです。 コード生成ファンクションによるソースコードセクションに 前置きとコメントして使用されます。

Jde Gen Get Set Var Template

get / set メソッドのペアの生成用テンプレートです。 この変数の設定はテンプレート挿入コマンド `jde-gen-get-set' を定義します。

Jde Gen Inner Class Template

ポイントに空の private クラスを生成するテンプレートです。

Jde Gen Action Listener Template

アクションリスナを生成するテンプレートです。 この変数の設定はテンプレート挿入コマンド `jde-gen-action-listener' を定義します。

Jde Gen Window Listener Template

ウインドウリスナを生成するテンプレートです。 この変数の設定はテンプレート挿入コマンド `jde-gen-window-listener' を定義します。

Jde Gen Mouse Listener Template

ウインドウリスナを生成するテンプレートです。 この変数の設定はテンプレート挿入コマンド `jde-gen-mouse-listener' を定義します。

Jde Gen Mouse Motion Listener Template

ウインドウリスナを生成するテンプレートです。 この変数の設定はテンプレート挿入コマンド `jde-gen-mouse-motion-listener' を定義します。

Jde Gen Change Listener Template

ウインドウリスナを生成するテンプレートです。 この変数の設定はテンプレート挿入コマンド `jde-gen-change-listener' を定義します。

Jde Gen To String Method Template

toString メソッドを生成するテンプレートです。 この変数の設定はテンプレート挿入コマンド `jde-gen-to-string-method-listener' を定義します。

Jde Gen Println

System.out.println 文を生成するテンプレートです。

Jde Gen Beep

Toolkit.getDefaultToolkit().beep() 文を生成するテンプレートです。

Jde Gen Property Change Support

クラスにプロパティ変更サポートを追加するためのテンプレートです。

Jde Gen Listener Registry

リスナーのクラスのためのレジストリを追加するためのテンプレートです。

Jde Gen Event Source File Method Template

リスナーのクラスのためのレジストリを追加するためのテンプレートです。

Jde Gen Entity Bean Template

EJB エンティティ Bean の空実装を生成するテンプレートです。

Jde Gen Session Bean Template

EJB セッション Bean の空実装を生成するテンプレートです。

Jde Gen Method Javadoc Template

`jde-gen-method-template' により生成される Javadoc コメントのタイプを指定します。

Template
ドキュメント生成のために `jde-javadoc-autodoc-at-line' ファンクションを使用します。
Inherit
Javadoc (@inheritDoc) タグのみを含む Javadoc コメントを生成します。このタグは、Javadoc に生成されたメソッドが実装する抽象メソッドからの Javadoc コメントをコピーさせます、しかし抽象メソッドの Javadoc も生成されている場合のみです。
None
Javadoc コメントを生成しないメソッドテンプレートを指定します。 この場合、Javadoc は同じ実行ですでにドキュメントが生成されていれば、 抽象メソッドからコメントをコピーします。

Jde Gen Method Template

スケルトンメソッドを生成するテンプレートです。 `jde-gen-method-javadoc-comment' 変数はこのテンプレートがメソッドの Javadoc コメントを生成するかどうか、またもしそうであれば、コメントの種類を制御します。 この変数の設定はテンプレートインスタンス化コマンド `jde-gen-method' を定義します。

Jde Gen Code Template

利用可能な自動コーディングテンプレートを指定します。 この変数の値は連想リストです。 要素の car はテンプレート名を指定します。 cdr はバッファにテンプレートを挿入するコマンドを指定します。 テンプレート挿入コマンドを生成する簡単な方法についてはファンクション `tempo-define-template' を参照してください。

Jde Gen Code Template

Java 制御フロー構築のための略語を利用可能にするかどうかを指定します。

Jde Gen Comments

nil でなければ、コメントを使用し、そうでなければコメントを使用しません。

コメントを使用する場合
try { } catch (Exception e) { } // end of try-catch
コメントを使用しない場合
try { } catch (Exception e) { }

t に設定すると、スケルトンやテンプレートにおいてコメントを使用します。

Jde Gen Cflow If

if 文のスケルトンです。ポイントに if 文を挿入するために、 if とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow Else

else 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 else とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow If Else

if-else 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 ife とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow Else If

else-if 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 eif とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow While

while 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 while とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow For

for 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 while とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow For I

for i 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 fori とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow For Iter

for イレテータ文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 foriter とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

変数名とコレクション名の情報をプロンプトで尋ねられるように、 `tempo-interactive' が nil でない値に設定されてなければなりません。

Jde Gen Cflow Switch

switch 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 switch とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow Case

case 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 case とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow Try Catch

try-catch 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 try とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow Catch

catch 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 catch とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow Try Finally

try-catch-finally 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 tryf とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow Finally

finally 文のスケルトンです。ポイントに文を挿入するために、 finally とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Cflow Main

main メソッドのスケルトンです。ポイントにメソッドを挿入するために、 main とスペースをタイプします。abbrev モードが有効でなければならないことに 注意してください。`jde-enable-abbrev-mode' を参照。

Jde Gen Junit Test Class Buffer Template

新規 Java クラスのテンプレートです。 この変数の設定はテンプレートインスタンス化コマンド `jde-gen-junit-test-class' を定義します。

Jde Gen Add Test To Suite

suite のためのテストケースを生成するテンプレートです。

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