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インストール編

2.4 Meadow 2

待望の Emacs 21 ベースの Meadow 2 がリリースされました。 Meadow 2 でも Meadow 1.15 に続いて Netinstall により簡単にインストールができます。 Netinstall を使って Meadow 2 をセットアップする手順を説明します。

setup-ja.exe の入手

まず setup-ja.exe をダウンロードする必要があります。 セットアッププログラムも日本語版 / 英語版の両方が用意されています。 以下のリンク先から日本語版の setup-ja.exe を入手します。
Meadow Official Site
適当なフォルダに setup-ja.exe を保存してください。 この後、インストール中にさまざまなファイルがダウンロードされますから、 新しいフォルダを作って、そこに setup-ja.exe を保存すると良いでしょう。 以降の説明では、J:\Installers\Meadow2 というフォルダにダウンロードしたと仮定しています。

インストール

ダウンロードした setup-ja.exe を起動してください。ダブルクリックで OK です。

実行中のプログラムの終了

とりあえず、起動中のプログラムがあれば終わらせるのが良いようです。 [次へ >] をクリックして次へ進みます。

setup-ja.exe の起動

インストール方法の選択

インストール方法を 3 つの選択肢から選択します。 以下に簡単に説明をしますので、参考してみてください。 ここでは、真ん中の [インターネットからインストール] にチェックをいれ、[次へ>] をクリックして次へ進めます。

インストール方法の選択
インターネットからダウンロード
ダウンロードだけをおこない、インストールはおこないません。 ダウンロードが終われば、再度 setup-ja.exe を起動し、 [ローカルディレクトリからインストール] を選択してインストールします。
インターネットからインストール
ネットワークから必要なファイルをダウンロードし、 すぐにインストールします。
ローカルディレクトリからインストール
事前に [インターネットからダウンロード] をしている場合や、 以前にインストールしたものと同じバージョンのファイルが ローカルにある場合に選択します。

ダウンロードファイル保存場所の指定

次に、この後ダウンロードするファイルを保存するフォルダを指定します。 setup-ja.exe を保存したフォルダと同じで良いでしょう。[次へ >] を選択して次へ進みます。

ダウンロードファイルの保存場所の選択

インストールディレクトリの指定

次は、インストールするフォルダの指定です。ここでは、 d:/usr/local/share/Meadow2 を指定したものとして話を進めます。

なお、以前に Meadow の過去のバージョンを使用していた場合、 同じフォルダを指定するのは netinstall の管理情報や site-lisp を共有することになりますので、やめておいたほうが良いでしょう。

インストールディレクトリの指定

ネットワーク接続方法の指定

ダウンロードする際のネットワークへの接続方法の指定です。 通常は [ダイレクトに接続する] で良いでしょう。 もしこの方法が使用できない場合は、[IE5 の設定を使う] を指定してください。 Internet Explorer でインターネットサイトにアクセスできていれば、 これでダウンロードできると思います。

ネットワーク接続方法の指定

ダウンロードサイトの指定

次に、ダウンロード元のサイトを選択する必要がありますが、 [Other URL] 以外を適当に選択してください。[次へ >] をクリックして次へ進みます。

ダウンロードサイトの選択

インストールパッケージの選択

次の画面で、インストールするプログラムを選択します。といっても、 たくさんあってなにがなんだかわからないと思いますので、とりあえずは Meadow (2.00-1) と apel (10.6-2)、imagemagick (6.0.1-Q16-1) を選択します。 もしすでに必要なパッケージがわかっている場合などは同時に選択してください。

パッケージの選択
Current
現在インストールしてあるバージョンです。初めてセットアップする場合は、 まだなにもインストールされていないため空欄です。
New
これからインストールするパッケージのバージョンが表示されます。 ここをクリックすると、Keep や、Uninstall、バージョン番号などが 切り替わり表示されます。Skip はインストールしない、Keep は 現在インストールされているバージョンをそのまま使用する、 Uninstall はインストールされているのをアンインストールすることを 意味します。
Src?
そのプログラムのソースをインストールするかどうかです。
Package
インストールするかどうかを指定する対象となるパッケージ名です。

画面右上の Full/Part ボタンをクリックして、すべてを表示させ、 次にその左側の Curr ボタンをクリックします。そして、Package が Meadow、apel、imagemagick の欄の New の列をクリックしてインストールする バージョン (前述) が表示されるようにします。

なお、上のキャプチャーでは上記 3 つ以外が選択されていますが、 気にしないでください。

ダウンロードと展開

[次へ >] をクリックすると、ダウンロードと展開がおこなわれます。 ネットワーク環境によってはダウンロードにかなりの時間を要しますので、 しばしお待ちください...

ダウンロード中

インストールプログラムの実行

ダウンロードと展開が完了すれば、ImageMagick をインストールし、 インストールプログラムを実行する必要があります。最後の画面で "今すぐ install.exe を実行しますか ?""今すぐ ImageMagick をインストールしますか ?" のチェックボックス 両方にチェックを入れて、 [終了] をクリックします。

ホームディレクトリの指定

チェックボックスにチェックをすることで、install.exe を起動し、Meadow のセットアップがおこなわれます。このときに、 まずホームディレクトリをどこにするかを尋ねられます。 日本語などの全角文字や、 スペースを含まないパスで表せる適当なフォルダを指定します。 例えば、D:\personal のように、 普段もっとも自分が編集するファイルのあるところがよいでしょう。 なお、環境変数 HOME を設定している場合は、 そのディレクトリが表示されるので、そのままでよければ、Enter キーを押下して進めます。(キャプチャーは Meadow 1.15 の頃のものです。)

ホームディレクトリの指定

ImageMagick のセットアップ開始

続いて ImageMagick のセットアップです。Meadow2 から必要になりました。 以下のようなセットアップウインドウが起動します。[Next >] をクリックして進めます。

ImageMagick セットアップ

ImageMagick のライセンスの確認

通常のアプリケーション同様にライセンスが表示されますので、 確認して [Next >] をクリックします。

ImageMagick ライセンスの確認

ImageMagick の情報の確認

ImageMagick に関する情報が表示されます。 確認して [Next >] をクリックします。

ImageMagick ライセンスの確認

インストールフォルダの選択

ImageMagick をインストールするフォルダを選択して [Next >] をクリックします。

ImageMagick のインストールフォルダの選択

プログラムメニューのフォルダの選択

プログラムメニューに登録するフォルダを指定します。 通常ははじめから入力されているままで構いません。 [Next >] をクリックします。

プログラムメニューフォルダの選択

インストールオプションの指定

デスクトップにアイコンを作るかどうか等のオプション選択が表示されます。 ImageMagick を直接使用しないのであれば、"Create a desktop icon" は外しても構いません。 [Next >] をクリックします。

インストールオプションの指定

インストール情報の確認

選択した情報の確認が表示されます。間違いが無いことを確認して、 [Install >] をクリックします。

インストール情報の確認

インストール中

セットアップが開始されます。終わるまでお待ちください。

インストール中

インストール後の情報

セットアップが完了すると再び情報が表示されます。 簡単に確認して [Next <] をクリックします。

インストール後の情報

ImageMagick セットアップの完了

ImageMagick のセットアップが完了しました。 [Finish] をクリックして完了します。

インストール中

Meadow 2 のインストール完了

お疲れ様でした。"インストールが完了しました。" というダイアログが表示されてインストール終了です。 [OK] をクリックします。

Meadow 2 のインストール完了

Meadow 2 の起動

これでもう Meadow 2 は起動します。 スタートメニュー -> プログラム -> Meadow から、 Meadow2 が起動できます。なお、Meadow 1.15 を使用していた場合で、 独自の .emacs 設定をしていた場合は、そのままでは起動時に init file の実行エラーが表示される可能性があります。 設定ファイルの読みわけと Meadow 2 の設定については Meadow 2 の設定 を参照してください。

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