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環境変数入門

1.2.3 シェル - bash 環境変数設定

UNIX での環境変数の設定は、シェルの種類によって異なりますが、 ここでは Linux でも使用されている、高機能シェル bash を対象とします。

環境変数の設定

bash では、以下のように export を使って環境変数を設定できます。

$ export PATH=$PATH:~/bin

このコマンドは、PATH に ~/bin を追加しています。$PATH のように、 環境変数の頭に $ をつけると現在の設定に展開されます。

環境変数の展開

環境変数展開の詳細をみるために、例を示します。まずはじめに、 EXVAR という変数に testtext を設定します。

$export EXVAR=testtext

この時点で、echo コマンドを使って設定を確認します。

echo $EXVAR

testtext が出力されます。これは環境変数 EXVAR に testtext が設定されていることを意味します。

export EXVAR=${EXVAR}222

上記のコマンドにより EXVAR の値は testtext222 となります。{ } で囲んでいるのは、環境変数の文字列をその後の文字列と区別するためです。

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